top of page
検索

パソコンが死にかけた話

  • 執筆者の写真: 不定期運転区
    不定期運転区
  • 2020年12月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年1月15日

今からおよそ半月前のある月曜日の夜。風呂上がりに部屋に戻るとそこには、試験やらレポートやらが集中していてろくに余暇を確保できずにいた私に追い打ちをかけるどころか全てを台無しにしようとする天敵が、目の前に表示されていた。




(記録画像が荒いのはご勘弁。)


こうなる原因は様々であるが、結論から言うと私の場合は起動に必要なシステムファイルの破損だった。以下に修復までのトライアンドエラーを(覚えている範囲で)記す。要は備忘録である。



・再起動。ダメでした


・Surfaceの完全シャットダウンからの起動。ダメでした


・スタートアップ修復。更新プログラムのアンインストール。ダメ


・回復ポイント。なかった。作っておこうね(戒め)


・UEFIでファームウェア設定を無効化。ダメ。このあとBitLocker認証が起動時に出る→再起動→認証→再起動・・・とループ化して、元に戻すのが面倒だった。



MS以外の参考にしてたサイト→https://www.orange-ss.com/column/0114.html


ほかにもいろいろやった気がする。結局残った選択肢がリセットとコマンドプロンプトでの操作。


コマンドプロンプト。OSを熟知しているわけでもない者が下手に触るとそれこそ致命的なエラーを引き起こす恐れもあるのであまり触りたくなかったが、挑むことにした。


10年以上前のパソコンを引っ張り出して、ウイルスバスターを確認しながらUSB回復ドライブを作成。


USB差しながら以下のコマンドを実行。様子を見る。

bootrec/fixmbr
bootrec/fixboot
bootrec/rebuildbcd

すると


bootrec/fixbootが異常であることが判明。

このとき既に早朝4時。いったん寝て、授業は古パソコンとスマホでなんとか凌ごうと考えた。


翌朝9時(オンライン授業は通学時間という概念が消滅するのが最大の利点であろう)。

fixbootについて調べた。


こっからの参考記事→https://itojisan.xyz/trouble/17752/


フォーマットをする手法が紹介されているが、一旦全部消えるのが怖かったので飛ばして次の手法を試みた。


以下のコマンドを入力。

bootsect/nt60 sys


もう一度fixbootを打ってみると、昨夜とは違って「正常に終了しました」と出た。これはと思いexit。再起動。



やったぜ。 (11月17日 (火) 10時25分22秒)



修復成功。デスクトップが現れた。

格闘すること実に7時間。授業にも間に合った。中のデータも無事だった。


USB作るのがもっと早かったらたぶん別の方法でも直せた。そして回復ポイントとバックアップは大事だね。治ってすぐ作った。



ちなみにバックアップは5か月前にしたっきりだと思っていたので修復でデータを消したくなかったのだが、自動バックアップが実はあったのを後から知った。


学生課にメールしてパソコン借りるかとか、修理どこに出そうとか考えてたし、修復中は絶望がずっとあった。

オンライン授業でデータが全部消えるなんて死も同然。気を付けよう。


ろくでもない誕生日プレゼントだった。ちくしょう

 
 
 

最新記事

すべて表示
新年のご挨拶

あけましておめでとうございます(激遅)。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 去年は、そしておそらく今年も、様々な変化が目に見えて起こる年であると思います。予想だにしないことが起こっても冷静に生きていけるようになれたらいいなと思います。この歳で時代に置いて行かれては先が思...

 
 
 

Comentários


bottom of page